NK-POPに親しんでみよう

 皆さんNK-POPはご存知でしょうか。North Korean Popの略で、朝鮮半島の北にあるあの国家で作製されたポップ歌謡曲の事を言います。ええ、北朝鮮です。

 因みにNK-POPという呼称自体は(恐らく)日本でしか通じません。仮に本国の人に言っても通じないので注意してください。(そもそも現地で北朝鮮とか言っちゃいけません)

 僕はこのNK-POPが音楽ジャンル的に割と好きなのですが、周りでの理解は薄いです。そりゃコンギョとかは有名かもしれませんけど、好んで聞く人は少ない気がします。そこで、日本で未開のNK-POPについての入門書に当てようと思うのがこれになります。

① 曲について

 NK-POPの曲の共通点は徹底した国家賛美である事です。金将軍という言葉はアクセントをつけて発音しなければなりませんし、歌詞もそう言った内容が多いです。

 日本で有名な曲はコンギョでおなじみの「攻城戦だ」とKCTV(朝鮮中央テレビ)のOPでもある国歌「愛国歌」でしょうかね。KCTV自体は北朝鮮唯一の映像メディアなので、日本のテレビ局自体もよく利用しています。(まあそれ以外情報源が無いんだけどね!)他にも様々な曲が作られています。紹介はまた今度。

② 演奏について

 現在のNK-POPの中心は北朝鮮で大人気のガールズバンドである牡丹峰楽団(モランボン楽団)です。金正恩将軍が立ち上げた楽団なのですが、歌唱と楽器演奏のレベルはぶっちゃけ一流に近いです。(だって失敗したら炭鉱だからね。仕方ないね)。演奏する曲もプロパガンダソングから民謡まで幅広いです。見ればわかりますが、確かにレベルは高いように思えます。まだ日本には来たことがありませんが、いつかは来てほしいです。

功勲国家合唱団(こうくんこっかがっしょうだん)はモランボンとは反対に男声合唱をメインにする楽団です。ある意味こっちの方がプロパガンダ感がすごいします。メインの音がテノールやバスの音なので、重厚感のある曲によく仕上がります。良くも悪くもモランボンの正反対の楽団ですね。

③ 最後に

 ここまで適当に紹介してきましたが、何が言いたいかといえば、悪者にもいいところは一つぐらいあるという事です。北朝鮮は現在社会的には何かと問題が大有りな国家なのですが、音楽のような文化は社会とそれ程関係が無いと少なくとも僕は思います。

 政治と文化は近しい様で実は別々に考えるものです。軍歌もしかり、もしかり、これからも僕は色物文化を追っていきたいと思います。

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