スマホとパソコン

前回まで僕の執筆環境についての話でした。2回に分けて長々と話していましたが、こう思う人もいるかもしれません。「スマホでいいやん」

 確かに、最近はスマートフォンが目覚ましい進歩を遂げています。これだけで電話、メール、インターネットの全てをまかなうことができます。もうパソコンでウェブ検索をする時代は終わったのかもしれません。もっと極端な話、パソコンを使用する時代ではなくなり、すべてスマートフォンでなんとでもする時代になっているのかもしれません。まさに「スマホ時代」です。

 ……と思う若者はたくさんいるでしょうね。確かにそうなりそうな雰囲気はあります。でもやっぱりまだ社会はパソコンです。若者のコミュニティはすでにスマートフォンに移っていますが、他の年代を合わせた社会全体はまだパソコンの社会なのです。

 それにスマートフォンとパソコンではやっぱりまだ差があります。文章を書くのはスマートフォンでもできますが、映像や音楽を製作するのはやっぱりまだパソコンです。パワーポイントや書類の作成もやっぱりまだパソコンです。何より、大学内でのレポート作成や資料作成もやっぱりパソコンを使用します。結局のところ、若者がどれだけスマートフォンの操作になれていたとしても、若者を管理する人達がパソコンを使用する限り、僕たち若者はパソコンを使用しなければならないのです。

 最近で、デジタルネイティブである若者が就職してからパソコン教室に通うというニュースを見ました。さらには世の中にはパソコンの電源の付け方がわからない人もいるそうです。僕からしてみればとんでもなく笑える話なのですが、当人は非常に苦労しているんでしょうね。他人事なので割とどうでもいいです。

 本当に個人的にはどうでもいいですが、社会全体からしてみれば、無駄に教育のコストがかかってしまいます。正直今の若者世代はデジタルネイティブであり、モバイルに限らず、様々な自動機器に囲まれて育っています。なので、僕らを管理する立場である年配者は等しく僕らのことを電子機器に強いと思っています(多分)。きっと、 「パソコン社会」と「スマホコミュニティ」、「大人社会」と「若者社会」のずれが生まれてきているんでしょうね。

 「最近の若者は・・・」「これだから大人は・・・」この風潮はいつまでたっても変わりません。いつまでたっても若者は大人に楯突きますし、大人は若者を管理しようとします。

 話があっちこっちいきましたが、若者の皆さん、たまにはパソコンを触ってみましょう。楽しいですよ。大人の皆さん、若者の行動を見てあげましょう。最初は理解不能かもしれませんが、段々面白くなりますよ。え?これを書いているお前はどうなんだって?僕のことですか?僕はただの観測者です。モバイルとリアルが共存する現代を観測して分析するのが僕のお仕事です。ですので、若者と大人の小競り合いを外から楽しく見させてもらいます。

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