魔女カルチャーに魅せられて

はじめまして!3回生の村岡あず美です。制作のプレッシャーからの逃避と自分の紹介(?)も兼ねてコラムを書いてみることにしました。

私の人生を決めたともいえる本との出会いは小学校2年生のときでした。

当時はまだかいけつゾロリとかズッコケ三人組、怪談レストランシリーズぐらいの本しか読んでなかったのですが(懐かしいですね)、ある日ふと気になって父の本棚の本を手に取りました。それがハリーポッターでした。父も別にファンタジーが好きだったわけではなく、普段はミステリーか歴史小説ばかりで、偶然古本屋で買っただけだったそうですが、私には重大な出来事でした。

ハリーポッター(以下ハリポタ)にハマってからというもの、続編を読むだけでは飽き足らず魔法使いの出てくる本、関連する伝説などを載せた本を読みまくっていました。さらには、本の挿絵の模写や関連道具を作る勢いでした。それまで先生に居残りさせられるぐらい絵が苦手だったのに、現在上手いとは言えずとも美術部員として活動するようになったのはその影響だろうと思います。実は最初、関大の文学部を選んだ理由も魔女狩り(近世ヨーロッパで実際に行われていた大殺戮。)の歴史などを専門としている先生がいらっしゃると聞いてのことでした。

(結局、魔女狩りの文化ではなく映画を選んだ私でしたが…。)

さて、ここでようやく本題の魔女です。

魔女と聞いてどのようなイメージが思い浮かびますか?ハリポタ以外だったら、大半の人が何かうさんくさいな、怪しいな~というネガティブな印象があるのではないでしょうか。そもそも、こんな魔女についてのコラムを書く奴自体妙だと思う人もいるかもしれませんね。でも、折角なので想像してみてほしいです。

現実世界で魔女狩りが起こっていたということは、周囲の人々に魔女ではないかといわれ、迫害されてしまう人々がいたということです。

その迫害された人々は世間がイメージしていた悪魔と繋がりをもち、呪術で人間に危害を加える”邪悪な魔女”などでは勿論なかったでしょう。(悪女はいたと思います…。)

でもその中に本物の魔女がいたとかいないとかそんな冗談が言えない程に、非常に大勢の無実の人々が処刑されてしまったわけです。フランスの伝説の英雄、ジャンヌ・ダルクもそうでしたね。まぁ、このままだと差別の話とかフェミニズムとかの話で重くなるので割愛します。ですが、私は伝説の中だけでなく、現実世界にまで魔女たちが影響を及ぼしていたということに興味を持ちました。

とある新書で魔女狩りの時代以降も魔女たちは消滅しておらず、現在のファッションや音楽、アニメなどにもいわゆる、魔女カルチャーなるものが進化を遂げて息づいているという考えを知りました。その本の解釈とは少し違うかもしれませんが、私はその稀有さ、特異さ故にかつての人々が迫害の対象となり、魔女と呼ばれたなら、現代の社会でも特異さを隠さず活躍する女性たちをポジティブな意味で魔女であると考えていいのではないかと思いました。現代の魔女はそれぞれの分野で世界を生み出し、創っているわけです。世間に影響を与える女性アーティストや作品に登場する人物に対して、キャリアウーマンって言葉は違います。素敵な意味合いを込めて魔女です。そうやって考えたら魔女も怖くないし、そんなにうさんくさいものでもないと思えてきませんか?

これをきっかけに魔女のイメージが変わったらなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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